美しい建築物に 人の作りあげるすばらしさに どきっとした。
その美しさを 作り上げた 職人や 芸術家 に
敬意を向けた。
そして、 そのとき、 贅を尽くしてくれたおかげで、
今、 その美しさを見ることが出来たという事に、
お金のある方が、 そんな お金の使い方をしてくれた事に、
なんだか ありがたいと、 思いをめぐらせた。
先日、 熱海での勉強会の後、
「起雲閣」 という 1919年に築かれた素敵な洋館 や、
MOA美術館での エミール・ガレ の数々の
魅力的なガラスを見ながら。
美しいインテリアの映える洋館、
美しい芸術と呼ばれる作品の数々。
財力や、 様々な力、 が 芸術を育てるわけではないであろう。
しかしながら、
そのお陰で、 世代超えて、 伝えられ、
多くの目に触れ、 美しさを共有することも出来る。
お宝は 財力と権力とともに 移動する ということも
事実、 あるようだ。
人間が作り上げること、 作り上げていくことを
あらためて 見つめた 半日だった。